自衛隊イラク派兵違憲訴訟の会・熊本
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ニュースレター12号より 2007.01.26

4月20日熊本地裁へ第3次提訴を行う!

提訴前集会
提訴前:マスコミがいっぱいです

昨年から第3次提訴に向けた原告募集を呼びかけてきましたが、安倍内閣が今年7月で期限切れのイラク特措法を更に2年間延長すると閣議決定したことへの抗議の意思表示を込めて、4月20日熊本地裁へ第3次提訴を13名の新たな原告で行いました。
当日午後1時に地裁前に集合した原告と支援者は前段集会を開きました。共同代表の藤岡崇信さんから挨拶を受け、加藤弁護団長から提訴の意義などの説明を受けてから原告を先頭に地裁事務局へ向かい、訴状を提出しました。提出後県弁護士会館で記者会見が行われました。

記者会見で発言する第3次原告
記者会見で思いを語る原告(中央の二人)

会場はイラクの現状を伝えるパネルが展示されるなど雰囲気作りも工夫され、板井駿介弁護士の司会で始まりました。加藤弁護団長から安倍内閣のイラク特措法延長という最悪の選択がこの国の方向を誤らせいかに間違ったものであるか述べられ、それに抗議して13名の原告で第3次提訴に及んだことが述べられました。更に事務局の田中さんから提訴に当たっての声明が読み上げられました。その後2名の第3次原告の方が登場され、記者からの質問に答えられました。大津町と芦北町から参加された原告の方は、それぞれ政府の憲法違反の行為を許せないと心境を語られました。

これで熊本訴訟の原告数は75名となりました。裁判所は第1次、第2次提訴と併合するかどうか判断を下すと思われます。次回弁論でそこら辺のことが出されるでしょう。原告の内訳は県内が10名、福岡が2名、富山1名という構成です。新たな原告とともに熊本訴訟の勝利に向けて進みましょう。


資料 訴状