自衛隊イラク派兵違憲訴訟の会・熊本
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2008.07.03

自衛隊イラク派兵違憲訴訟報告「福岡集会」

7月3日 (木) 午後6:30より
九州キリスト教会館ホール
「自衛隊イラク派兵違憲訴訟の会・熊本」主催



※以下は集会呼びかけのチラシより転載

「現在イラクにおいて行われている航空自衛隊の空輸活動は)武力行使を禁止したイラク、(中略特措法2条2項、活動地域を非戦闘地域に限定した同条3項に違反し、かつ、憲法9条1項に違反(08年4月17日名古屋高裁判決より) する活動を含んでいる事が認められる」

まさに日本の憲政史上画期的な判決が4月17日名古屋高裁(青山邦夫裁判長)でくだされました。判決ではバグダッドを「戦闘地域」と認定し、空自の輸送活動は他国の武力行使と一体化したものであり、憲法9条1項に違反すると認めました。

さらに憲法に明記された「平和的生存権」を全ての基本的人権の基礎にあって「基底的権利」であると明確に認めました。5月2日にこの判決は確定しました。

自衛隊のイラク派兵の差し止めを求める裁判は全国11の地方裁判所で起こされました。九州では熊本地裁で私達が2005年3月に訴えを起こし今年2月末に原告敗訴の判決が下されました。

私達は福岡高裁に原告45名で控訴し、7月14日に第1回口頭弁論を迎えようとしています。名古屋高裁判決の報告と熊本訴訟の勝利を目指して、自衛隊イラク派兵違憲訴訟の報告集会を福岡で初めて開きます。この裁判を注目されている多くの皆さんのご参加を呼びかけます。


報告 「控訴審を迎える熊本訴訟の勝利に向けて」
加藤修弁護士(熊本訴訟弁護団長)



講演 「名古屋高裁判決の画期的意義について」
講師 池住義憲さん

自衛隊のイラク派兵は憲法違反!
名古屋高裁判決の画期的意義を語る


池住義憲さんは、名古屋の自衛隊イラク派兵差し止め訴訟の会の代表です。私たち熊本の訴訟を提訴前から応援して下さった方でもあります。池住さんは4月17日の感動の判決場面を、実物の垂れ幕を持参して再現して下さいました。

そして、判決文全文を繊細かつ大胆に語られました。
この勝利の意義と感動を、全国の訴訟関係者支援者全ての人々と共有しようという決意があふれ出るような講演でした。



会場の教会で池住さんの講演が始まります

「画期的判決」「自衛隊イラク派兵は憲法違反」の実物の垂れ幕です

池住さん、福岡で集会開催にご協力いただいた皆さま、参加して下さった皆さま、本当にありがとうございました。
私たち熊本訴訟も、この歴史的違憲判決の流れの中に位置することを自覚し、皆さまと共に初心貫徹します。


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