自衛隊イラク派兵違憲訴訟の会・熊本
ホームあゆみ会員募集リンク問い合わせ

あゆみ一覧へ

ニュースレター7号 より 2006.03.18

世界の人々とイラク開戦3周年に抗議する!

「フセインは大量破壊兵器を隠し持っている」ことを口実に米英によって開始されたイラク戦争。小泉首相も「大量破壊兵器を保有するイラクの脅威に対峙する」として開戦を支持し、ついには憲法を踏みにじる自衛隊の戦場への派兵を強行しました。大量破壊兵器などの開戦理由がすべて「ガセネタ」であったことが判明しても、小泉首相は責任を取ることなく、自衛隊派兵を続けています。3月18日には熊本市でもイラク開戦3周年に抗議する2つの集会が開かれました。

●高橋公園で抗議集会

WORLD PEACE NOW パレード 熊本 3・18終わらせよう!イラク戦争 今すぐ戻せ自衛隊 戦争も暴力もない世界を

WORLD PEACE NOW 06-03-18 高橋公園
高橋公園には旧市役所の玄関を移転した舞台があります。右は、発言をする「自衛隊イラク派兵違憲訴訟の会・熊本」の田中さん

 午前10時半から、NHK近くの高橋公園では3.18集会実行委によるワールドピースナウの集会が小雨の中開催されました。平和憲法を活かす会の上村さんが実行委を代表して挨拶に立ち、大義無きイラク戦争に抗議するとともに、自衛隊の即時撤退を訴えました。当会からは田中事務局長が発言し、ちょうど1年前の3月18日に熊本地裁に提訴した裁判も4回の口頭弁論を重ね、いよいよ正念場にさしかかっており、証拠調べを実現し憲法判断に踏み込む判決を勝ち取る決意を明らかにしました。最後に平和委員会の坂本さんの発言をうけて繁華街へのパレードに出発しました。パレードでは「PEACE旗」を先頭に、憲法9条の条文を唱和するなど約80名の行進はサンロード入り口まで続きました。

雨の中傘をさしてパレード下通アーケードを行くWORLD PEACE NOW


●白川公園で県民のつどい開催
 午前11時からは自衛隊のイラク派兵に反対する県民の会主催による「米軍と自衛隊はイラクから即時撤退を!3.18熊本県民のつどい」が開かれました。主催者を代表して県民の会代表の福島将美さんが挨拶され、自衛隊と米軍の即時撤退を訴えられました。社民党や民主党代表の挨拶が続き、最後に米軍と自衛隊のイラク即時撤退と在日米軍基地の再編・日米軍事同盟の強化に反対する集会アピールを採択してサンロード入り口までのデモ行進に出発しました。約300名の参加者は解散地点までシュプレヒコールを上げながら上通りから下通を歩きました。


このページの上に戻る