自衛隊イラク派兵違憲訴訟の会・熊本
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2007.06.11

6.11イラク特措法延長に反対する街頭宣伝を行う!

 「イラク特措法延長反対」「情報保全隊に抗議」下通パルコ前で12時より30分間、ちらしを配りハンドマイクで訴えました。
緊急の呼びかけでしたが、遠方から駆けつけた方も含め10名(11名?)の参加でした。
関心は低いとは言えず、人々の不安感が訴える側にも感じ取れる反応でした。

イラク特措法延長反対街頭宣伝


ニュースレター13号より


暴走を続ける安倍内閣は7月で期限を迎えるイラク特措法を更に2年延長する法案を通常国会に提出し、与党による数の横暴でほとんどまともな審議もせず、衆議院で可決し参議院でも可決間近という11日、当会は昼休み時間に熊本市下通パルコ前でイラク特措法延長反対の街頭宣伝を行いました。会員11名の参加がありました。あわせて自衛隊のイラク派兵反対行動への監視活動にも抗議しました。昼休み中でしたが、ビラの受け取りはよく、「あなたも自衛隊に監視されているかもしれません」と呼びかけたら、通行人も顔を見合わせ不安げに聞きながら通りました。以下当日のチラシを掲載します。


資料 
当日渡した「自衛隊イラク派兵違憲訴訟の会・熊本」の抗議文↓


      イラク特措法の2年延長を許さない!

<米軍支援を続ける自衛隊>
市民の皆さん!安倍内閣は、イラクに派遣している航空自衛隊の活動を更に2年延長するイラク特措法案を参議院で通過・成立させようとしています。C−130輸送機によるイラクでの航空自衛隊の活動は、その9割が米軍の兵士・物資の輸送です。政府がいう「人道復興支援」は1割もやっていません(国会答弁より)。米軍が今イラクで行っているのは反米武装集団「掃討作戦」というイラク人への無差別攻撃です。イラクの一般市民の犠牲者が増え続け、米軍も5月1ヶ月で100名を超える死者が出ています。自衛隊はこの作戦を全面支援しているのです。

<誰のためのイラク特措法延長?>
 アメリカのブッシュ政権が進めてきたイラク戦争にアメリカ国民は昨秋の選挙ではっきりNOを突きつけました。盟友のイギリスもブレア首相退陣で、イラクからの撤退を表明しています。ところが日本だけが、イラク特措法を更に2年延長して米軍を支えようとしています。この法律が出来た時「非戦闘地域での人道復興支援」を政府は約束しましたが、その約束は反故にされ、「戦闘地域での米軍支援(兵站活動)」がイラク特措法の実態です。憲法違反のイラク特措法を参議院で廃案へ!2年延長を許さない!

<自衛隊によるイラク派兵反対行動への監視に抗議する!>
陸自情報保全隊によるイラク派遣などに反対する国民の運動を詳しく調査した「内部文書」が明らかになりました。情報保全隊は自衛隊の保有する情報の漏洩・流出の防止などを活動の目的にしており、およそ国民のイラク派兵反対の動きを「監視」「調査」することは自衛隊法にも明記されておらず、全く違法な行為です。憲法19条(思想信条の自由)21条(表現の自由)13条(プライバシー権)などを侵害し民主主義の根幹を揺るがす行為です。
イラク訴訟の会・熊本は9日(土)陸自西部方面総監部に抗議の申し入れを行いました。政府は直ちに調査活動を中止し、調査の全容を国民に明らかにすべきです。


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