自衛隊イラク派兵違憲訴訟の会・熊本
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ニュースレター5号より 2005.10.22

10・22第8師団のイラクへの派兵に反対するピースウォーク
成功!


自衛隊は、10月22日大野防衛庁長官(当時)の出席の下、北熊本の第8師団司令部で第8次復興業務支援群の隊旗授与行いました。その日の夜には第1陣約140名がイラクサマーワに向けて出発するという事態を迎えました。

まさにこれに直接対決して、北熊本駐屯地を包囲するピースウォークが北熊本現地で闘われました。このピースウォークは本会や県労連などで構成する実行委の主催で呼びかけられ、全国から市民団体など多数参加して実現しました。


■全国から市民団体が熊本へ結集

会場の八景水谷公園にはテントが張られ、参加する県内外からの参加者のノボリや横断幕、民族衣装のコスチュームなどがそろいました。今回は派兵反対を闘う東京、静岡、名古屋、大阪、広島、愛媛、北九州、福岡などの市民グループの参加もあり、人数は約100名とそれほど多くありませんでしたが、活気あふれる集会となりました。

1回目集会 各代表の訴え10時から始まった集会では実行委を代表して県労連の荒木さんが挨拶されました。その後「非戦を願う宗教者の会」から武蔵ヶ丘教会の宮川牧師から派兵の中止とイラクからの撤退を呼びかける挨拶があり、「平和憲法を活かす会」「平和委員会」などの挨拶のあと、新社会党の岩中県議、共産党の松岡県議が政党を代表してイラク派兵に抗議する訴えを行いました。


北熊本駐屯地(第8師団)門前の申し入れを見守る人達 その後ピースウォークに出発して、途中北熊本基地正門で「イラク派兵即時中止の申し入れ書」を実行委から読み上げ提出し、同時に福岡や名古屋の市民団体からも派兵反対の要請を行いました。基地のまわりには1200名の警察機動隊が配置されて物々しい警備でした。


住宅地を行くピースウォーク、頑張りました。ピースウォークは日本山妙法寺の方々のうちわ太鼓のリズムも手伝ってにぎやかに進み、途中基地のフェンス越しに抗議の声を上げながら、約6キロのコースを2時間近くかけて歩きました。
 
八景水谷公園に戻ったのは1時ころでしたが、昼食を取りながら、集会を再開して、全国からの参加者の方に発言をお願いしました。東京の反安保実の方、名古屋のピースアクションの方、関西共同行動の方、愛媛、広島、北九州行動会議の方、福岡の青柳さんなど時間の許す限り発言していただきました。


■白川公園で3500名の抗議集会

さらに22日午後には、熊本市白川公園で連合などの主催する自衛隊のイラク派兵に抗議する集会が開かれ、3500名の労働組合員などが九州各地から参加しました。集会では平和憲法を守る県民会議の福島議長はじめ市民団体や労働組合関係者などから派兵中止と撤退を求める挨拶があり、白川公園から上通り、下通そして辛島公園までのデモ行進が行われました。 途中、右翼の街宣車が多数集まり、参加者への誹謗中傷を繰り返しましたがこれを跳ね返して行進は成功しました。こうして、陸自第8師団が派兵された22日には、熊本で二つの大きな抗議行動が展開されました。



  実行委員会申し入れ書  
       他団体申し入れ書(準備中)
あゆみ第8師団からの第2陣、第3陣の継続派兵反対に立ち上がる!のページも参照


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