自衛隊イラク派兵違憲訴訟の会・熊本
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ニュースレター11号 より 2006.12.02

◆報告◆

「あいちの空と大地を戦争につかうな12.2全国集会in小牧


自衛隊はイラクへ行くな 殺すな! 死ぬな




あいちの空と大地を戦争につかうな 12.2全国集会in小牧」に参加して

長迫玲子 

私は、2006年12月2日土曜日、小牧で開催された全国集会に参加させて頂きました。
集会で発言 集会は、「エアーフロントオアシス」と言う名前の小牧基地南側公園で開催されました(ちなみに、小牧の飛行場は県営名古屋空港と隣接)。私は中部国際空港で勘違いして、小牧空港行きのバスに乗り遅れてしまったため、申し訳ないことに集会に大幅に遅刻してしまいました。駆けつけましたところ、「紹介は済みましたので一言挨拶を」と言われ、流れも分からぬまま、「今日、熊本でもこの全国集会に呼応して、『イラクに平和を!自衛隊は早う帰れ!12.2熊本行動』をやっている」ことを伝え、歓迎して頂きました。
パレード開始 楽隊♪ 
その後小牧基地正門までのデモは、特徴ある縦長のPEACE旗が林立し、太鼓やサンシンの楽隊が先頭で盛り上げるという演出の、明るく楽しいものでした。全国各地からの参加者も含め200名以上おられたと思います。特に女性が元気なことも印象的でした。

郊外の歩道を通るデモでしたので、熊本のアーケード街のデモと比べると見物人は少なかったかもしれません。それでも、自衛隊員の関係者が多く住むと言われるようなところで、手を振って下さる方もいました。
PEACEの幟旗
ヒューマンチェーン(小牧基地) 目的地の航空自衛隊小牧基地正門で、参加者は煉瓦塀の周囲で手をつなぎ、ヒューマンチェーン(人間の鎖というよりこのほうが人間的?)を実行。 正門前では代表者が請願書を読み上げて申し入れをしました。普通は門の外であっても責任者が直立不動で聞いて、「間違いなく伝えます。」などと言って受け取るのですが、この日は様子が違いました。鉄格子の門扉は2重に閉ざされ、その動物園の檻のような空間に3名の幹部らしき人が並んでいます。こちらは檻の外から訴えるのです。地元の方に聞いてもこんな対応は初めてだということ。防衛庁が省に昇格する動きの中、アメリカとの軍事協力も進み、憲法違反が言い訳できないところまで来ているということを知っての引きこもりなのか。まさか、私達穏やかな市民を警戒したというわけではないでしょうが。

請願書を手渡すのも、柵の隙間からです。皆、請願書の内容以前にその対応に憤慨していました。今回の小牧行動の中でもっとも印象に残ったことです。私も、熊本から持参した請願書を門扉に登るようにして上から手渡しました。 
フェンス越しの申し入れ
ゲートの隙間から申し入れ書を渡す ゲートの下から申し入れ書を渡す
国会では改憲に突き進む様々な悪法が決まっていきます。しかし、今回小牧行動に行かせて頂いたことで、私達一人一人の小さな思いを一歩踏みだし形にしていくことの大切さ、同じ思いの人たちとの交流の喜びを確認することができました。この日熊本で同じ時間に行動(熊本行動)された皆さまもお疲れさまでした。


資料

  ●「自衛隊イラク派兵違憲訴訟の会・熊本」から「航空自衛隊小牧基地」への要請書

  有事法制ピースアクションのサイトにある文書へのリンク
      ↓
  ●あいちの空と大地を戦争につかうな 12・2全国集会in小牧 アピール
  ●主催3団体からの申し入れ書

同時開催 イラクに平和を!自衛隊は早う帰れ!12.2熊本行動

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