自衛隊イラク派兵違憲訴訟の会・熊本
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ニュースレター7号 より 2006.01.27

1月27日第4回口頭弁論開かれる!

●国連憲章に違反する日本政府の行為は,国内法的にも違法となり,違法な行為の結果,原告らの主張する平和的生存権を侵害しているのである。(第3準備書面より)

1月27日熊本地裁で第4回の口頭弁論が開かれました。弁護団はこれに先立って第3準備書面を提出しており、弁護団長の加藤弁護士が第3準備書面の主旨を陳述されました。準備書面はこれまで原告が主張してきた自衛隊のイラク派遣の違憲性,違法性に関して,最近の情勢を主張するとともに,憲法論的な要約と国際法の観点からその派遣が違法であることを主張するものです。

松島赫子さん
前段集会で発言する原告の松島赫子さん

この戦争は私に日本の侵略戦争を想起させます
松島赫子さんの陳述書より)

原告の意見陳述をされた元教師の松島赫子さんは、6回も中国の興隆というところを訪ね、日本軍の残虐行為の被害者100人以上の人達から話を聞いてこられました。今、日本の過去の侵略行為を真摯に反省しない政府が、アメリカのイラクに対する侵略戦争に加担し、平和的生存権が侵害されているという重たい現実を語られ、傍聴席の共感を呼びました。



資料
第3準備書面
加藤修弁護士 意見陳述
松島赫子 意見陳述 

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