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より 2007.01.26
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1・26口頭弁論裁判前の集会 |
1月26日11時から熊本地裁で開かれた第8回口頭弁論で、画期的な決定が出されました。原告側から申請していた山田朗(明治大学教授軍事学)証人と小林武(愛知法科大学院教授憲法学)証人のうち小林証人(平和的生存権についての立証)の採用が決まりました。また原告本人への尋問については次次回から行うのでその計画を2月末までに原告側から提出することも決まりました。その他、イラク現地での検証については、原告側から更に意見を提出してから判断することが決まりました。
(中略)
熊本訴訟は今後立証段階に入ります。やっと裁判らしくなりました。原告の陳述書は2月初旬までには全員提出せねばなりません。更にイラク現地での検証についても取り上げさせる可能性も出てきました。
熊本訴訟は、証人尋問と原告本人尋問という実質的な審理を勝ち取ることが決まりました。これからが勝負です。裁判官にイラク派兵の違憲性を認めさせ、なんとしても憲法判断に踏み込ませることが課題です。そのためには、原告の陳述書の提出は絶対条件であり、また本人尋問では自衛隊のイラクへの派兵により自分の平和的生存権が踏みにじられ、被害を被っていることを立証することが求められます。
門前払いでなく、憲法判断に踏み込んだ判決を出させるために奮闘しましょう!次回口頭弁論は当初4月20日の予定でしたが、6月18日午後1時に変更になりました
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板井優弁護士意見陳述書
検証申出に関する追加意見書
証人申請に関する追加意見書
第8準備書面
第9準備書面